東北の厳しい冬でも、室内が暖かい。湿気の多い夏も爽やかな空間。それを実現するのが、気密性能、断熱性能が適切に機能しているかどうか、ということになります。
「よくある住まい」
* 隙間風が気になる
* 結露しやすい
* カビ、ダニが発生しやすい
* 部屋ごとの温度差が大きく、ヒートショックを引きおこしやすい
* トイレ、お風呂場、廊下などは足下から冷える
* 夏は暑苦しく、寝苦しい
* 温度・湿度の調節がしにくい
* 外からの音がうるさく、家の中の音が外にもれる
「適切な気密・断熱性能の住まい」
* 各部屋の温度差が少ない
1階と2階での温度差はおよそ3℃
* 結露の心配がない
* カビ、ダニが発生しにくい
* 24時間計画換気、冷暖房で1年中快適な住まい
* 冬場のトイレや脱衣所も温度差がないので、ヒートショックの心配がない
* 遮音性が高く、安眠できる
* ぜん息やアトピー、花粉症になりにくい
* 夏は、茅葺の家のように涼しい
適切な気密性能
住まいの内部空気環境と外部空気環境の遮断
適切な断熱性能
住まいの内部温度環境と外部温度環境の遮断
冷暖房
内部空気環境の快適な居住温度および湿度
日射、冷輻射など、自然エネルギーの活用
換気
適切な位置に開口部を設け、自然通風と機械換気が可能な設計
室内温度を変化させずに、内部空気環境をクリーン化
結露から住まいを守る
この4つの要素をバランスよく機能させることで、快適な室内空間が生まれます。
1. 冬暖かく、夏涼しい
夏の太陽を遮り、冬は陽を呼び込む庇(ひさし)の効果は、住宅の断熱設計にとって大切な要素。適切な気密・断熱性能により外部の温度を遮断するため、さらにその効果は増長されます。また、通風設計も重要な要素で、穏やかな季節に自然の空気の流れを家に取り込むことも快適に住み続けることの要素になるでしょう。
2. 自然エネルギーを活用しランニングコストを下げる
壁や開口部から熱が逃げないので、室温があまり変化しません。このため冷暖房機器をガンガンと使わずにすみ、光熱費は安くあがります。
3. 静かに安眠できる
室内の気密を高くすることは、室外からの騒音の遮断につながります。
室内は静かで、快適に過ごせるようになります。
4. 空気がいつもキレイ
自然通風や機械換気により、室内に常に新鮮でクリーンな空気を循環させます。
5. 健康に過ごせる
結露の発生による木材の腐食を防ぎます。また、カビ、ダニも発生しにくく、杉花粉などの侵入もフィルターでカットします。
6. 高齢の方にやさしい
冬、廊下や洗面所、脱衣所など人のいない場所も温度差がなくヒートショックの心配がありません。また、フローリングの上も素足で過ごせます。
7. 少ないエネルギーで全館冷暖房を実現
屋根まで続く吹抜けを採用した開放感のある間取りでも、少ないエネルギーで全室の冷暖房が可能です。冬や夏でも家族が冷暖房機のある一室のみで生活するのではなく、家全体を常に快適に活用できる生活が実現します。
グラフでは、温度は常に18℃~22℃、湿度は約30~50%と、家中どこでも一定して推移していることを示しています。 断熱工法、熱の出入りを抑えるサッシやガラス、計画換気などを家全体の造りに総合的に取り入れるからこそ実現する数値。 佐七の造る家の気密・断熱の性能が実証されています。